フィンセント・ファン・ゴッホ

 皆さんフィンセント・ファン・ゴッホと言う画家をご存知でしょうか?
ゴッホ(1853年3月30日 – 1890年7月29日)は、オランダのポスト印象派の画家。感情の率直な表現、大胆な色使いで知られ、ポスト印象派を代表する画家である。フォーヴィスムやドイツ表現主義など、20世紀の美術にも大きな影響を及ぼした。(Wikipediaより引用)
私が初めてゴッホの事を知ったのは、少年の頃、世界の偉人の生涯を紹介するTVアニメを見た事がきっかけでした。その内容は、とてもショッキングで「自らの耳を削ぎ落とした事」や「最後は銃で自らの命を絶った事」そして、不遇のうちに生涯を終え後年、画家として高評価を受けた事などが紹介されていました。子供ながらにそのセンセーショナルな内容は深く心に刻まれました。やはり代表作?は『ひまわり』でしょうかこの画風からよく「炎の画家」と呼ばれたりしています。それから10年後大学生になった私は、広島美術館でゴッホの絵画が展示されるのを知り、その画を見に行きました。そこに展示されていた『ひまわり』を観覧し、思わず息を呑んでしまいました。静物画なのにそう思えないような躍動感、色使い、まるでこの画を描いているゴッホの息遣いが聞こえてきそうな・・・ゴッホの遺した絵画を通じ彼の奥底に棲む{狂気}すら感じた気がしました。約100年前に作成された絵画から感じる狂気に畏怖の念を禁じえなかった事今も鮮明に覚えています。他にもこういった作品が展示されており、衝撃を受けました。ゴーギャン・モネ・セザンヌ・ルノワールなどの名だたる印象派の巨匠の中にあって、一際異彩を放つゴッホの絵画の持つ存在感に魅了されました。
 夏になると、国東のリゾートキャンプ場 / 花とアートの岬「長崎鼻」で例年辺り一面「ひまわり」の花が咲き乱れます。皆さんも都会の喧騒を離れ咲き乱れるひまわりの中、青い海・空そしてアートに浸ってみませんか? by大ちゃん